東京で消耗しない生活
東京で暮らしていると消耗してるとか何だかんだ言われておりますが。
わたしは東京生まれ東京育ちです。
と言っても、東京都西部。多摩地区。
23区外なので、23区内の人からは「え、そこって東京都なの？www」って言われたりもします。うっせー、隣は区だ！
一時期実家を出て暮らしていたけど、諸事情あってまた実家に戻ってます。居候の気分です。
そんなわたしの、地元の話。
家の周りのこと
家から駅までは自転車を使って15分くらい。そういうものだと思って育ったから、別にこれは苦ではない。
自転車あれば3路線7駅ぐらい使えます。家から周囲2kmをぐるっと駅で囲まれてるので。
したがって買い物も不便しません。普段使いのスーパーはあそこ、ちょっといいお魚が欲しい時はあそこ、みたいに使い分けてる。
洋服も地元でまあ買える、けど新宿・渋谷にも約30分あれば行けるので、気合い入れて服を買う時はそっちへ出ます。近くにイオンはありません。
通勤のこと
朝の通勤ラッシュはきつい。けど、慣れた。
職場まで朝は1時間半かかります。朝は特急が無い＋電車が渋滞しているので。
でもバナナマンのラジオや音楽を聴く貴重な時間です。逆に楽しむぐらいの気持ちでいた方がいい。
（ラジオ聴いて電車の中でニヤニヤ笑っています、不審者です）
車のこと
車は父の仕事の関係でありますが、普段乗ることはほぼ無し。
一応20歳の時に免許は取ったけれど、身分証明書として使ってるだけ。ペーパー通り越して段ボールドライバー。
運転するのはお正月に祖父母の家に行く時ぐらいかな。
ちなみに親戚もみんな都内出身なので、「お盆やお彼岸に帰省」はありません。
でも2～3カ月に一度程度は集まって食事します。
親戚内の中はとても良好で、よく聞くような嫁姑の確執…なんかも無い。みんな穏やか。
環境のこと
自宅周辺は川と畑と田んぼと家家家。
最近田植えが終わって、蛙の鳴き声が響き渡ってる。
小学校の頃は田植え体験したり、川で父親とふたりで魚釣りしたりしてた。
ここら辺、よく言う「東京」のイメージとはちょっと違うと思うのです。
でも「地方」「田舎」とも違うし。
何が言いたいかっていうと、そんな息苦しい場所じゃないんです。
消耗してるつもりもないし。それに多分わたしは、地方では生きていけないと思う。
なんといってもライブに行くことが好きなので。
地方に住んでたら毎月東京遠征しそうだ…それは無理だ…。
というわけで、「将来は地元に帰って家を継ぐよ」という人とは結婚出来ないです。
よろしくお願い致します。
余談。
以前実家を出た時は、23区北部で当時付き合っていた人と同棲をしていました。
彼は三軒茶屋出身だったので、わたしの地元に初めて来た時は「えwww駅から家までの間が畑だらけwww」と、相当バカにしてくれました。
そんな彼が、ある初夏の夕方に外出した後、涙目で訴えかけてきたのです。
彼「さっきゴキブリより気持ち悪いものと遭遇した！もうあの道は通らない！！」
私「何を見たの？」
彼「コウモリ！！！」
……コウモリ。
わたしの地元では5月ぐらいになるとそこらじゅうでビュンビュン飛び交うのだけど…。
以後彼は本当にそのコウモリ道を通らなくなり、余りの怯え方にとてもイライラしましたとさ。
これはコウモリじゃなくて鳥。
上京したことはないのだけど、この曲を聴くと胸が締め付けられる。
